ボウリングの5番ピンスペアの取り方。
1本残るピンの中でも、5番ピンは取りやすいピン。2投目は、スペアボールで狙うほうが確実だが、曲がるボールで投げなれたポケットに投球してスペアを狙うのもありだ。
難易度が高くないから、確実にスペアを取っておきたい。
5番ピンスペアの難易度
ボウリングの5番ピンのスペアを攻略しよう。
ブルックリン(1番ピンと2番ピンの間の裏ストライクコース)に投球したときか、ボールが滑っているときに5番ピンが残りやすい。
真ん中にある5番ピンが、ボールでもピンアクションでも取れないのはめずらしい。
5番ピンが残る主な理由
- ブルックリンに投球した
- ボールが滑っている
1投目にブルックリンに投球した
5番ピンが残るのは、1投目にブルックリンに投げたとき。
ブルックリンは、ポケットの反対側1番ピンと2番ピンの間。(ブルックリンの語源はマンハッタンの港から見て左側にブルックリン地区があることから)
1投目にブルックリンコースに投球することは、ボウリングでは好ましくないと言われている。ブルックリンは裏ポケットとも呼ばれている。
ブルックリンコースもストライクになることが多いコースだが、ポケットとはピンアクションがかわるためポケットに比べストライクの確率は下がる。
1投目にブルックリンコースに投げると5番ピンが残りやすい。
ボールが滑っている
5番ピンは、投球したボールがオイルで滑っているときに残りやすいピン。速いレーンで球が弱いと5番ピンや8番ピンが残る可能性が高くなる。
ボールが滑って5番ピンが残るときの対策
- レーンの外側を使う
- 強い球を投げる
5番ピンが残る対策は、レーンの外側を使って入射角をつけることと球質を強くすること。
レーンの外側を使う
ボールが、ポケットに入っているのに5番ピンが何度も残るようであれば投球コースを見直してみよう。
レーンの外側はオイルが少なく内側がオイルが多いので、オイルの少ない外側を通すことでポケットに対し角度をつけることで5番ピンを倒しやすくなる。
球質を上げて強い球を投げる
球質を強くするために、横回転だけでなくボールを前に押し出す投球をすることが大切だ。
球が強くなってくると、5番ピンや8番ピンが残りにくくなる。強い球を投げられるようになるとストライクが続きやすくなる。しっかりとボールを前に押し出すようにしよう。
5番ピンスペアの狙い方
ボウリングの5番ピンスペアを攻略するときの投球コース。
5番ピンは、ポケットでも真ん中でもブルックリンでも取れる。油断しなければ、中級者以上はほとんどミスをしないスペアだ。
5番ピンをストレートボールで取る
5番ピンをスペアボールで取るときは、上図の青いラインのコースを投げてみよう。
1本だけピンが残っているときのスペアはボールを曲げずにストレートボールで取るのがおすすめ。
ボールを曲げる限り、ボールの速度、回転軸や回転数によって曲がり方がかわる。ストレートボールを投球できる人は、ストレートボールで5番ピンを倒してしまおう。
ストレートボールでスペアを狙うポイントは速い球を投げること。ボールが曲がりだす前にピンに当てることを意識してみよう。
5番ピンはゾーンで狙う
5番ピンのスペアを確実に取るなら、薄めのポケット(3番ピン寄りのポケット)を狙うのがおすすめ。
ポケットでも5番ピンを倒すことはできるが5番ピンの左側に当てるコースになるため、思っていたより曲がってしまうとミスになる可能性がある。
5番ピンのスペアがうまく取れないときは、5番ピン1本を狙って投球が慎重になりすぎていないか確認しよう。1投目よりもボールの速度が落ちると曲がりが大きくなるので、曲がるボールでスペアを狙うときは、1投目と同じ速度で投球できるようにしよう。
5番ピンは、真ん中のあたりに投げていればスペアが取れる。肩の力を抜いて力まないで投げるようにしよう。
ボウリングのスペア5番ピンの取り方動画解説
ボウリングの5番ピンスペアを取る動画を確認しておこう。
5番ピンのスペアの取り方(1)
5番ピンのスペアの取り方の動画解説。
映像では、ポケット(1番ピンと3番ピンの間)に投球してスペアを取っている。ポケットに投球すると5番ピンの左側にボールが当たるコースになる。
5番ピンのスペアの取り方(3)
ボウリングの5番ピンスペアを狙うときは、外や内に失投してもスペアが取れるコースを投げるのがおすすめ。動画は外側に失投して5番ピンを取っている動画。
ボウリングのスペアで5番ピンは確実に取ること(まとめ)
ボウリングはスペアを確実に取ることでアベレージを伸ばすことができる。
スコアアップを狙うなら、ストライクが続かないときもあきらめずスペアを取ることが大事だ。1本だけ残っているピンを確実に取れるようになるだけでアベレージは上がる。
5番ピンのように、取りやすいスペアを確実に取ることを意識してイージーミスを減らすことが200アップの近道だ。