ボウリングはスペアを攻略することでアベレージを伸ばすことができます。スペアを狙うときの理論に3-6-9理論があります。ボウリングの3-6-9理論を知ることでスペアを取る確率を上げましょう。
【ボウリング】3-6-9理論とは

3-6-9理論は、スペアを狙うときの基本理論になります。残っているピンに対し、自分の立つ位置を変えて投げる投球方法です。上図のように板を3枚単位で3枚、6枚、9枚と立つ位置を移動します。
3-6-9理論の立つ位置の移動方法

3-6-9理論では、狙うスパットは変えずに自分の立つ位置を変更します。1投目よりも右側のピンを狙うときは、立ち位置を左側に移動します。1投目よりも左側のピンを狙うときは、立ち位置を右側に移動します。
難しく考える必要はありません。板の枚数を3枚ずつ移動するとだけ覚えておきましょう。
自分の立つ位置を、1番ピンを基準に考えます。3番ピンが残った場合は、1番ピンを狙った場所から左に3枚移動します。6番ピンが残った場合は、1番ピンを狙った場所から左に6枚移動します。
2番ピンが残った場合は、1番ピンを狙った場所から右に3枚移動します。4番ピンが残った場合は、1番ピンを狙った場所から右に6枚移動します。
3-6-9理論のピンの狙い方
3-6-9理論のピンの狙い方をまとめましたので参考にしてみてください。

3-6-9理論はフックボールでも有効

ボウリングの3-6-9理論はフックボールでも有効です。狙い方は同じで、1番ピンを狙ったコースから板3枚単位で移動します。

3-6-9理論が残ったピンに対して対角に立つ理由

7番ピンと10番ピンは特に3-6-9理論は有効です。7番ピンの左側、10番ピンの右側にガターがあるからです。
対角に立つことで、ガターになる可能性が低くなります。レーンを広く使って、スペアを取りやすくするために対角を狙うのです。
10番ピンだけはスペアボールかアングルを変える

10番ピンを狙うときに3-6-9理論で狙うと上図のようなコースでガターになります。右利きボウラーにとって10番ピンが難しいのは、10番ピンは3-6-9理論でスペアが取れない残りピンだからです。
10番ピンを狙うときに、フックボールで3-6-9理論を使うとガターになります。このときに調整する方法としては、ボールを変更するか、狙うスパットを変更します。
一番簡単な対策はスペアボールを使うことです。スペアボールは曲がりにくいボールのため、ストレートボールのコースを使えます。どうしてもボール1個で攻略する場合は、立ち位置とスパットを変更します。
10番ピンだけは、慣れるしかありません。いろいろ試してみて、自分に合うアングルを見つけましょう。
【ボウリング】3-6-9理論のまとめ

ボウリングの3-6-9理論のまとめです。1投目にどのスパットを通り、どのようなコースを描いたか覚えておきましょう。
2投目を投げるときに、立つ位置を3枚単位で変更します。狙うスパットは変えずに、立つ位置を変えて投球します。1投目が1番ピンに当たらなかった場合は、基準を1番ピンのコースにしてください。
3-6-9理論
- 狙うスパットは変えない
- 自分の立つ位置を移動する
- 1番ピンを基準にする
- ずらす板目は3枚ずつ
- ピンに対し対角に移動する
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