今回は、ストライクやスペアにも影響するボウリングの投球フォームについて。
ボウリングでアベレージを上げる近道はフォームの安定
ボウリングと言えばストライク。スペアよりもストライクの練習ばかりしている人もいる。あるいは、ボールを曲げることばかり練習している人もいる。
でも、ボウリングを上達したいと思っているならボールを曲げる技術だけでは不十分。
ボウリングの上達には、スペアを取る知識が必要になる。スペアを確実に取ることで、スコアやアベレージが伸びる。ボールを曲げるテクニックを練習するのもいいけど、スペアの練習をしておこう。
スペアは、狙い方を知っていることでスペアを取る確率を上げることができる。あなたがスペアを取る知識があるのにスコアが伸びないのなら、フォームが不安定で思うところにボールをリリースできていない。ボウリングでアベレージを上げるにはフォームの安定を意識することが重要なのだ。
ボウリングでフォームの安定はスコアの安定
ボウリングは、フォームが安定してくるとスコアも安定してくる。
フォームが安定することで、スペアの確率を上げることができる。もちろん、フォームが安定すればストライクの確率も上がることにつながる。
ボウリングのフォームの安定がもたらす7つの効果
- スペアの確率が上がる
- ストライクが続きやすくなる
- レーンコンディションを掴みやすい
- レーンコンディションの変化への対応がしやすくなる
- スコアやアベレージが上がる
- スコアやアベレージが安定する
- マイボールの違いがわかり使いわけることができる
スペアの確率が上がる
フォームが安定することで、スペアの確率が上がる。
スペアの取り方を知っていても狙ったところに投球できないとスペアは取れない。狙ったところに投球するためには毎回同じフォームで投げられるよう練習しよう。
ストライクが続きやすくなる
投球フォームが安定すると、球速や回転が安定する。
球速が安定し回転も安定すれば、ボールの曲がり方も安定する。ポケットにボールを集めることができるようになれば、ストライクが続くようになるのだ。
レーンコンディションを掴みやすい
フォームが安定すれば、立ち位置や狙うスパットを変えることである程度ボールの軌道が想像できるようになる。
フォームが安定するまでは投球が不安定。レーンの速い・遅い部分でボールの曲がりが不安定なのか、投球が不安定だから毎回ボールの曲がりが違うのかがわからない。
同じフォームで投げる練習をし投球が安定することで、レーンの状況を掴むことに注力できるようになる。
レーンコンディションの変化への対応がしやすくなる
レーンコンディションは常に変化する。
投球するたびにレーン上のオイルは削られ、時間の経過によっても蒸発していく。1ゲーム目と10ゲーム目では、レーンコンディションは少し変わっているのだ。
フォームが安定すると、このレーンコンディションの変化に気づくことができるようになる。レーンコンディションの変化に気づくことができれば、立ち位置や狙うスパットを変更することでまだオイルが残っているラインを使うことができる。
スコアやアベレージが上がる
フォームが安定すると、球速や回転が安定する。
フォームの安定は、ストライクが続く確率を上げることができる。ストライクが続けばスコアは一気に伸びる。フォームを安定させることはストライクを続けることにもつながる。
スコアやアベレージが安定する
投球フォームの安定は、スコアを安定させることができる。
フォームが安定しない間は、まぐれでしかストライクは続かないしスペアもほとんど取れないけど、フォームが安定してくるとオープンフレーム(ミス)が減る。
オープンフレーム(ミス)が減れば、スコアは安定するようになる。地道な練習がスコアを安定させることにつながるのだ。
マイボールを使いわけることができる
投球フォームを安定させることで、球速と回転が安定する。
球速と回転が安定させることができれば、ボールの性能の違いに気づくことができる。ボールの選択はスコアアップにも影響する。
オイルに強いボール、走るボールなどのボールの違いに気づくことができるようになって、3個以上のボールを持つ意味が出てくるのだ。
ボウリングのフォームを安定させるコツ
ボウリングのフォームを安定させるコツは、スイングを安定させること。
ボウリングのフォームを安定させるたった1つのコツ
- スイングを安定させる
スイングを安定させるコツ
- 振り子を使う
- わきをしめる
- 慣れるまでバックスイングは水平にする
振り子を使う
フォームを安定させるには、無理のあるフォームで投げないこと。
腕の力に頼ったフォームは、スイングがぶれやすくなるので注意が必要だ。できるだけ振り子を使って、自然なフォームで投げることを意識しよう。
わきをしめる
初心者の人で、無理に曲げようと手を左にまわすように投げている人を見る。スイングの軌道が弧を描いてしまうとボールを前に押し出せない。
あるいは、バックスイングでわきがあいてしまうと、体と腕にスキマができるためスイングが安定しない。スイングは振り子運動が基本になっている。わきをしめることで振り子のコースを安定させるようにしよう。
慣れるまでバックスイングの高さは水平
無理にバックスイングを高くしようとする必要はない。
バックスイングは、体に負担のかからない水平ぐらいまでの高さでも40km近い球速で投げることはできる。ボウリングはできるだけ体に負担のかからない自然な投球を目指すのがおすすめだ。バックスイングからリリースまでは、力を入れずに振り子で投げることを意識してみよう。
PBA選手のようにバックスイングの高いオープンバックのスイングをするなら、わきがあいてしまわないように注意。
ボウリングのフォームを安定させる練習方法
ボウリングのフォームが安定するには、普段から練習するのを習慣化するのがおすすめ。
素振りの習慣とバランス感覚を保つために体幹を鍛えることで、実際にボウリング場で投げるときのフォームが安定してくる。
ボウリングのフォームを安定させるための練習方法
- 素振りをする
- 体幹を鍛える
素振りをする
ゴルフ好きの人は普段から素振りをしている。ボウリングも同じで、振り子のイメージを掴むまで普段から素振りをすることが上達の近道になるのだ。
体幹を鍛える
ボウリングでフォームを安定させるためには体幹を鍛えることも重要だ。
体幹を鍛えることで、投球時にバランスを崩すことも少なくなる。フォームが安定している人は、投球時に体の軸がぶれていない。自宅でバランスボールを使うなどバランス感覚を鍛えてみよう。
【ボウリング】フォームを安定させるたった1つのコツ(まとめ)
ボウリングのフォームを安定させるたった1つのコツは、スイングを安定させること。
ボウリングのフォームの安定がもたらす7つの効果
- スペアの確率が上がる
- ストライクが続きやすくなる
- レーンコンディションを掴みやすい
- レーンコンディションの変化への対応がしやすくなる
- スコアやアベレージが上がる
- スコアやアベレージが安定する
- マイボールの違いがわかり使いわけることができる
ボウリングのフォームを安定させるたった1つのコツ
- スイングを安定させる
スイングを安定させるコツ
- 振り子を使う
- 脇をしめる
- 慣れるまでバックスイングは水平にする
ボウリングのフォームを安定させるための練習方法
- 素振りをする
- 体幹を鍛える