ボウリングで200アップを目指すなら、ストライクやスペアを取って、ミスを減らすことが大切です。ストライクやスペアを取るためには、投球フォームを安定させることが重要になります。
投球フォームが安定すれば、球速や回転数、回転軸を安定させることができます。
今回は、投球フォームを安定させるために重要なスイングについて解説します。ボールの曲がりが安定しないときや、狙い通りの投球ができないときには投球フォームを見直してみましょう。
ボウリングで200アップを目指すなら投球フォームを安定させる

- スペアの重要性
- フォームの安定とスコアの関係
ボウリングと言えば、多くの人がストライクを重視します。
スペアよりもストライクの練習ばかりしている方や、ボールを曲げるテクニックを磨くことに専念している方も多いでしょう。
しかし、ボウリングで200アップを目指すなら、ボールを曲げるテクニックだけでは十分ではありません。
ボウリングで200アップを目指すなら、投球フォームを安定させることが大切です。
スペアの重要性
ボウリングで200アップをするためには、スペアを取るテクニックが重要です。
スペアを確実に取ることで、スコアやアベレージを向上させることができます。ボールを曲げるテクニックは大切ですが、スペアの練習を怠らないことが大切です。
狙い方を知っていれば、スペアを取る確率を上げることができます。
スペアの取り方についてはこちら>>スペアの取り方の解説記事一覧
フォームの安定とスコアの関係
もし、スペアの狙い方を知っているのに、スコアが伸びないなら、フォームが不安定で思い通りにボールをリリースできていない可能性があります。
フォームが安定しないと、球速が不安定になったり、ボールの回転軸が不安定になります。リリースが不安定になれば、ボールの回転軸にも影響します。
フォームを安定させることで、ボールの曲がりを安定させることができるので、スコアアップにつながります。
ボウリングのフォームの安定がもたらす7つの効果

- スペアの確率が上がる
- ストライクが続きやすくなる
- レーンコンディションをつかみやすい
- レーンコンディションの変化への対応がしやすくなる
- スコアやアベレージが上がる
- スコアやアベレージが安定する
- マイボールを使いわけることができる
ボウリングで200アップを目指すには、投球フォームの安定が重要です。フォームを安定させることで、7つの効果が期待できます。
スペアの確率が上がる
フォームが安定することで、スペアの確率が上がります。
スペアの取り方を知っていても、狙ったところに投球できなければスペアは取れません。狙ったところに投球するためには、毎回同じフォームで投げられるよう練習しましょう。
ボウリングでスペアを狙うときに役に立つ「3-6-9理論」と「2-4-6理論」については、別の記事で解説しています。興味があるボウラーはチェックしておきましょう。
3-6-9理論の解説はこちら>>ボウリング3-6-9理論を使ってスペアを取ろう
2-4-6理論の解説はこちら>>ボウリング2-4-6理論を使ってスペアを取ろう
ストライクが続きやすくなる
投球フォームが安定すると、球速や回転が安定します。
球速と回転が安定すれば、ボールの曲がり方を安定させることができます。ボールの曲がり方が安定してくると、ポケットにボールを集めることができるようになり、ストライクが続きやすくなります。
レーンコンディションをつかみやすい
フォームが安定すれば、立ち位置や狙うスパットを変えることで、ある程度ボールの軌道が予測できるようになります。
フォームが安定しないうちは投球が不安定で、レーンの速い・遅い部分でボールの曲がりが不安定なのか、投球が不安定だから毎回ボールの曲がりが違うのかわかりません。
同じフォームで投げる練習をし、投球が安定することで、レーンの状況をつかむことに集中できるようになります。
レーンコンディションの変化への対応がしやすくなる
レーンコンディションは常に変化します。
投球するたびにレーン上のオイルは削られ、時間の経過によっても蒸発します。1ゲーム目と10ゲーム目ではレーンコンディションが変わっています。
投球フォームが安定すると、レーンコンディションの変化に気づきやすくなります。変化に気づけば、立ち位置や狙うスパットを変更することで、まだオイルが残っているラインを使うことができます。
スコアやアベレージが上がる
フォームが安定すると、球速や回転が安定します。
フォームの安定は、ストライクが続く確率を高めます。ストライクが続けば、スコアは一気に伸びます。フォームを安定させることは、ストライクを続けることにもつながります。
スコアやアベレージが安定する
投球フォームが安定すると、スコアも安定します。
投球フォームが不安定な間は、まぐれでしかストライクは続きませんし、スペアもほとんど取れません。
しかし、投球フォームが安定してくるとオープンフレーム(ミス)が減ります。オープンフレームが減れば、スコアも安定してくるのです。
投球フォームを安定させる地道な練習がスコアの安定につながります。
マイボールを使いわけることができる
投球フォームを安定させることで、球速とボールの回転軸や回転数が安定します。
球速とボールの回転軸や回転数が安定することで、ボールの性能の違いに気づくことができます。
ボールの選択は、スコアアップにも影響します。投球フォームを安定させることは、オイルに強いボールや走るボールなど、ボールの違いに気づけるようになり、3個以上のボールを持つ意味が出てきます。
ボウリングで投球フォームを安定させる3つのコツ

- 振り子を使う
- わきをしめる
- 慣れるまでバックスイングは水平にする
ボウリングのフォームを安定させるコツは、スイングを安定させることが重要です。
振り子を使う
フォームを安定させるには、無理のあるフォームで投げないことが重要です。
腕の力に頼ったフォームは、スイングがぶれやすくなるので注意が必要です。できるだけ振り子を使って、自然なフォームで投げることを意識しましょう。
わきをしめる
初心者の中には、無理にボールを曲げようとして手を左に回すように投げる人がいます。
スイングの軌道が弧を描いてしまうと、ボールを前に押し出すことができません。また、バックスイングでわきが開いてしまうと、体と腕にスキマができるためスイングが安定しません。
スイングは振り子運動が基本ですので、わきをしめることで振り子のコースを安定させることが大切です。
慣れるまでバックスイングの高さは水平
無理にバックスイングを高くしようとする必要はありません。
バックスイングは体に負担のかからない水平ぐらいの高さでも、40km近い球速で投げることができます。ボウリングは、できるだけ体に負担のかからない自然な投球を目指すのがおすすめです。
バックスイングからリリースまで、力を入れずに振り子で投げることを意識しましょう。
PBA選手のようにバックスイングが高いオープンバックのスイングをする場合でも、わきが開かないように注意が必要です。
ボウリングの投球フォームを安定させる練習方法

- 素振りをする
- 体幹を鍛える
ボウリングで投球フォームを安定させるには、普段からの練習を習慣化することが大切です。
とくに、素振りの習慣をつけたり、体幹を鍛えることで、実際にボウリング場で投げるときの投球フォームが安定してきます。
素振りをする
ゴルフ好きの人が普段から素振りをしているように、ボウリングでも素振りの練習が上達の近道になります。
振り子のイメージをつかむために、普段から素振りをしておきましょう。
体幹を鍛える
ボウリングでフォームを安定させるためには、体幹を鍛えることも重要です。体幹を鍛えることで、投球時にバランスを崩すことが少なくなります。
フォームが安定している人は、投球時に体の軸がぶれていません。自宅でバランスボールを使うなどして、バランス感覚を鍛えておくことが大切です。
投球するときにバランスを崩しやすいボウラーは、投球前に準備運動をするのがおすすめです。体をほぐしてから投球することで、バランスを崩しにくくなります。
【まとめ】ボウリングの投球フォームを安定させる3つのコツ

ボウリングの投球フォームを安定させるためにはスイングを安定させることが大切です。
投球フォームを安定させる3つのコツ、練習方法をまとめておきます。最後に、投球フォームの安定がもたらす7つの効果を振り返っておきましょう。
投球フォームを安定させる3つのコツ
- 振り子を使う
- 脇をしめる
- 慣れるまでバックスイングは水平にする
投球フォームを安定させるための練習方法
- 素振りをする
- 体幹を鍛える
投球フォームの安定がもたらす7つの効果
- スペアの確率が上がる
- ストライクが続きやすくなる
- レーンコンディションを掴みやすい
- レーンコンディションの変化への対応がしやすくなる
- スコアやアベレージが上がる
- スコアやアベレージが安定する
- マイボールの違いがわかり使いわけることができる

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