YouTubeチャンネル『200アップボウリング』の1ゲームフルプレイ動画解説。
ボウリング動画3は、スプリットをあきらめないことで200アップする動画。
200アップをするためには、ミスをすることを想定した余裕のあるゲーム運びが重要になる。ストライクにならないとき、スプリットが出たときは、あきらめないで挑戦することも大事。
1ゲームフルプレイ動画は、200アップをするゲームの組み立て方のパターンを学ぶことができる。ミスを0にすることも大事だが、200アップをするためには、あきらめないで挑戦することが大事だ!
【ボウリング動画3】スプリットを諦めない粘りの212
ボウリング動画3は、1ゲームでスプリットを2回も出す苦しいゲーム運び。最終スコアは212。
「調子はいいけど、レーンを読み切れていない状態」で200アップを狙うヒントをつかんでみよう。練習のときは、スプリットが出ても狙いにいく気持ちが大事。
動画の最後のクレジットロールは、スプリットチャレンジを編集している。スプリットを狙うときのボールの軌道の参考にしてみてほしい。
ボウリング動画3の投球解説
ボウリング動画3は、ターキーでスタートするも勢いが止まってしまい苦戦する200アップ。
スペアで粘るゲーム運びは、200アップを目指すなら参考になるはず。動画と投球解説をみて、200アップに必要な対策をしよう。
1フレーム
1フレーム1投目のストライクは、コースだけのストライク。
投球時にボールを落としているので、強い球ではない。ボールを落とせば回転数が減る。回転数が減れば、ボールの曲がりが小さくなる。
2フレーム
2フレーム1投目のストライクは、リリース時にバランスを崩している。
1フレーム目の投球同様、ボールを落としぎみ。まだ親指がやせているので、リリース時にボールを落としぎみに投球しているのだ。
ボールをリリースするときにコースを微調整したために、体のバランスが崩れた投球。フォームも指の抜けもまだ安定していない。
3フレーム
3フレーム1投目で、ようやく思い通りに投球。ストライクになった。
200アップのコツは、ストライクが出ているときはストライクを続けることを意識すること。ターキーを出しておくことで、1回ミスをしても200アップできるので心に余裕ができる。
4フレーム
4フレーム目の投球解説。
4フレーム目でストライクは止まる。ボールは、ポケットにかなり厚めに入り、スネークアイ(7番ピン10番ピンが残る)になりかけたものの、球質に救われて10番ピンが倒れてくれた。
1投目
4フレーム1投目は、正面から見ているよりレーンの奥で入射角がついていて、かなりポケットに厚めにボールが入っている。
10番ピンが倒れてくれたことでスネークアイ(7番ピン10番ピン)にならずにすんだ。
強い球を投げることで、ピンアクションが派手になりピンが暴れてくれる。投球は、コースだけでなく球質にこだわることも重要だ。
2投目
4フレーム2投目は、7番ピンのスペア。
レーンが遅い(曲がる)ので、ボールの曲がりを確認するために曲がるボールを選択して投球した。
5フレーム
5フレーム目の投球解説。
1投目
5フレーム1投目は、狙いより内側に失投するインスパット。
ポケットを外し、3番ピン6番ピン10番ピンを残す。
2投目
5フレーム2投目は。レーンコンディションがつかめていないためスペアボールを選択。
レーンが遅くてボールの曲がり方をつかめていないときは、スペアボールで確実にスペアを取ることが大事。
3番ピン6番ピン10番ピンのスペアは、3番ピンと6番ピンの間を狙う。3番ピンの左側にボールを当ててもスペアを取ることはできるが、ボールで倒せるピンはボールで倒すことを意識しよう。
6フレーム
6フレームは、レーンがつかめないまま1回目のスプリット。
4番ピン9番ピンのスプリットになった。
1投目
5フレーム1投目を内側に失投したので、6フレーム1投目は投げるコースを変更。
ボールを外側に膨らせて投球したものの、ピン手前での曲がりが大きく4番ピン9番ピンスプリットになる。
ポケットに角度がつけすぎると4番ピン9番ピンのスプリットが出やすくなるので注意が必要だ。
2投目
6フレーム2投目は、4番ピン9番ピンのスプリットを狙うため曲がるボールを選択。
4フレーム2投目で、7番ピンのスペアをとったときのコースを狙う。
4番ピン9番ピンのスプリットは、4番ピンの左側にボールを当てて、4番ピンを飛ばして9番ピンに当てる。4番ピン9番ピンは、7番ピンを取るコースに投げるイメージで投球しよう。
7フレーム
7フレーム1投目は、1番ピンに厚めのストライク。
ピンの手前のオイルが少なく、曲がりが大きくなっている。レーンが遅くなると、ポケット厚めにボールが集まるので危険。コースを変更して、奥で角度がついてポケットに入るコースを選ぼう。
8フレーム
8フレーム1投目は、7フレームの投球をさらに修正して、狙ったコースに投げたストライク。
映像では薄めのストライクに見えるが、実際はジャストポケットに近い。レーン奥の曲がりが大きいため、1番ピンの薄めを狙ってちょうどいいぐらい。
思っているよりピンの手前でボールの入射角がついているので、ジャストポケット狙いだと1番ピンに厚くなるので注意しよう。
9フレーム
9フレーム目の投球解説。
1投目
9フレーム1投目は、まさかのビッグフォー。
ゲーム終盤で痛いスプリットになる。レーンの奥の曲がりを攻略できていないまま、だましだましゲームを進めていた結果。難易度が高く、普通に投げても取れないスプリット。
2投目
9フレーム2投目は、6番ピン、7番ピン、10番ピンの3本狙いで投球。
ビッグフォーを狙うときは、6番ピンの左側に勢いよくボールを当ててピンが壁に当たってはねかえって取るコースを選択するものの、今回はピンを飛ばす3本狙いのため、6番ピンと10番ピンの間に投球。
ボールが6番ピンの右側にかなり薄く当たったため、ピンが4番ピンと7番ピンの間に入った。ピンの飛ばし方に勢いが足らなかったので、4番ピンと7番ピンが揺れるだけの結果に。スペアが取れたと思ったので少し残念。
10フレーム
10フレーム目の投球解説。
1投目
10フレーム1投目は、内側に失投するインスパット。
ボールが、1番ピンよりも左側まで曲がったためブルックリンストライク。裏側までボールが曲がってくれたことでスプリットをまぬがれる。
2投目
10フレーム2投目は、投球コースを修正して、2回目の狙い通りのストライク。
なんとなくストライクが出ているゲームでも、狙い通りに投球できているのは1ゲームで数回程度。200アップをするためには、ジャストポケット以外の投球でいかにストライクを出すかがポイントになる。
3投目
10フレーム3投目は、レーン奥で外に出しすぎる失投。
投球前に最終スコアの計算をしていて、4本以上で210アップ確定と考えたことで油断した投球になってしまった。
『ボウリング動画3』の3つのポイント【まとめ】
- スプリットが出てもあきらめない
- ブルックリンストライクのあとはすぐにコースを修正
- スプリット以外のスペアは確実にとる
ボウリング動画3の1ゲームフルプレイ動画から学べることを3つにまとめた。
遅いレーンは、あなたが思っているよりピンの手前で角度がついている。前からみてジャストポケットでは、かなり1番ピンに厚く入っている。
曲がりが大きい遅いレーンでは、1番ピンに薄めを狙うようにしてみよう。
ボウリング動画3で使用したボール
ボウリング動画3で使用したボールは、曲がるボール『DV8 PITBULL(Baller’s Best Friend)』とスペアボール『Sweep Hard』。
1投目で投球している曲がるボール
DV8 PITBULL(Baller’s Best Friend)のレビュー記事はこちら>>【ボウリング】マイボールのDV8 PITBULL(Baller’s Best Friend)
2投目で使用している曲がらないスペアボール
Sweep Hardとスペアボールの記事はこちら>>【ボウリング】スペアボールSweep Hardとおすすめスペアボール5選