ボウリングでスコアアップの鍵を握る「2-4-6理論」をご存知でしょうか?
2-4-6理論の狙い方を覚えると、スペアの攻略がグッと楽になります。2-4-6理論とは、自分が立つ位置を変えずに狙う板目(目印)を変更する狙い方です。
2-4-6理論をうまく活用することで、安定したフォームで投球しやすくなり、スペアの取りこぼしを減らすことができるのです。
3-6-9理論と使いわけることで、さらに効果的にスペアを攻略できるようになります。
今回は、ボウリングの2-4-6理論について解説します。
3-6-9理論についてはこちら>>ボウリングでハイスコアを目指す!3-6-9理論の完全ガイド
ボウリングの2-4-6理論は立つ位置を変えずに狙う板目を2枚ずつずらす

ボウリングの2-4-6理論は、立つ位置を変えずに狙う板目を2枚ずつずらす方法です。
狙うスパット(レーン上の目印)を変えずに立つ位置を変更する3-6-9理論に対し、2-4-6理論は立つ位置を変えずに狙う板目を変更します。
立つ位置を変えずに狙う板目は2枚ずつ移動することから、2-4-6理論と呼ばれています。
ボウリングで2-4-6理論を使った狙い方

ボウリングで2-4-6理論を使った投球の基準となるのは1番ピンです。(3-6-9理論も基準になるピンは1番ピンです)
たとえば、1番ピンをとるときに真ん中のスパットを通す場合の、3番ピン、6番ピン、10番ピンの狙い方を確認していきましょう。
3番ピンを狙う場合
立つ位置は変えずに、1番ピンを狙うときに使った真ん中のスパットより2枚右の板にボールを通します。
6番ピンを狙う場合
立つ位置は変えずに、1番ピンを狙うときに使った真ん中のスパットより4枚右の板にボールを通します。
10番ピンを狙う場合
立つ位置は変えずに、1番ピンを狙うときに使った真ん中のスパットより6枚右の板にボールを通します。
ボウリングの2-4-6理論応用編:10番ピンを基準にした狙い方

3番ピン、6番ピン、9番ピンのミスが多い場合は、2-4-6理論を使うことでミスを減らすことができます。
1番ピンを基準に考えると、どうしても7番ピンや10番ピンが狙いにくいこともあるため、なれてきたら10番ピンを基準に2-4-6理論を使ってみましょう。
ポイントは、あなたが10番ピンを取るアングルが基準になるため、10番ピンを確実に取れるアングルを覚えておくことです。
10番ピン基準で6番ピンを狙う場合
10番ピンを取るときに左端に立って真ん中のスパットを通す場合、6番ピンを狙うときは、立つ位置は変えずに、真ん中のスパットより2枚左の板にボールを通します。
10番ピン基準で3番ピンを狙う場合
10番ピンを取るときに左端に立って真ん中のスパットを通す場合、3番ピンを狙うときは、立つ位置は変えずに真ん中のスパットより4枚左の板にボールを通します。
ボウリングの2-4-6理論はスペアボールで使いやすい理論

ボウリングの2-4-6理論は、ストレートボールで使いやすい理論で、レーンの状況を把握できていないときにおすすめです
2-4-6理論の練習方法
1本を狙う簡単なスペアチャンスで2-4-6理論を練習しましょう。
たとえば、2番ピン、3番ピン、4番ピン、6番ピン、7番ピンなどです。
スペアボールを使ってスペアを取るのが苦手な方も、2-4-6理論で練習することで、立つ位置を変えずに狙う板だけ変えて投球できるようになるため、レーンの状況がわからないときにスペアの確率を上げることができます。
曲がるボールでレーンの外側を使ってスペアを取っているボウラーは、レーンの状況がわからないときに備えて2-4-6理論を使ったスペアボールで狙うスペアを練習しておきましょう。
【まとめ】ボウリングの2-4-6理論5つのポイント

- 立ち位置は変えない
- 狙う板目を変える
- 1番ピンを基準にする
- ずらす板目は2枚ずつ
- 応用するなら10番ピンアングルを基準に板を2枚ずつ移動する
ボウリングのスコアをアップするために重要な「2-4-6理論」についてご紹介しました。
2-4-6理論は、立ち位置を変えずに狙う板目を2枚ずつずらすことでスペアを狙います。スペアボールを使ってストレートボールを投げるときに使いやすいので、積極的に使ってみましょう。
まとめでは、2-4-6理論の5つのポイントを整理しておきます。
立つ位置は変えない
2-4-6理論では、立ち位置を固定したまま投球します。これにより、フォームの安定性が保たれ、ミスの減少が期待できます。
狙う板目を変える
立ち位置を変えない代わりに、狙う板目を2枚ずつずらします。この方法で、狙いが定まりやすくなり、スペアの成功率が向上します。
1番ピンを基準にする
ボウリングの2-4-6理論では、1番ピンを基準に考えることで、他のピンを狙う際の位置関係が把握しやすくなります。
ずらす板目は2枚ずつ
狙う板目は2枚ずつずらします。
たとえば、1番ピンが真ん中のスパットを通す場合、3番ピンは2枚右、6番ピンは4枚右、10番ピンは6枚右の板目を狙います。
応用するなら10番ピンアングルを基準に板を2枚ずつ移動する
1番ピンを基準に2-4-6理論で投球することになれてきたら、10番ピンを狙うアングルを基準に2-4-6理論を使ってみましょう。
とくに、3番ピン、6番ピン、9番ピンは、10番ピンを狙うアングルを基準に2-4-6理論が使いやすいのでおすすめです。

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