「ボウリングといえばストライク」
ボウリングは、理想的なストライクが投げられるようになると、スポーツとしてボウリングの楽しさを体感できます。ピンアクションを覚えることで、ストライクを続けることができるようになります。
今回は、ストライクのピンアクションについて解説します。ピンアクションを知っておくだけで、200アップに近づくのでしっかりと学んでいきましょう。
【ボウリング】ストライクはボウリングの醍醐味
ボウリングといえばストライク。
ジャストポケット(1番ピンと3番ピンの間)のストライクのピンアクションは見ていて気持ちが高まります。狙った通りにボールがポケットに吸い込まれ、ピンが派手に倒れる爽快感こそがボウリングの醍醐味です。
ジャストポケットのストライクを体験することでハマる
ボウリングは、スペアを攻略しなければ安定したアベレージをキープすることはできません。
初心者の間に、地道に地味なスペアの練習をすることで、中級者になるころには200アップが当たり前になるボウラーになることができます。
地道にスペアの練習しながら、息抜きにストライクを量産できる強い球を投げる練習をしておくことでが200アップの近道です。
ストライクを出す楽しさを知れば、200アップをするのに時間はかかりません。思い通りのコースで投球でき、ストライクの爽快感を体感しましょう。
ジャストポケットのストライクコース
- ボールで倒すピン
- ピンで倒すピン
ストライクコースは、投球したボールが1番ピンと3番ピンの間のポケットに入るコースです。
ボールで倒すピン
ボールで倒すのは、1番ピン、3番ピン、5番ピン、6番ピン、9番ピンの5本です。
ジャストポケットに入ると、ボールは1番ピンと3番ピンを倒し、続いて5番ピン、6番ピン、そして9番ピンを倒します。
ピンで倒すピン
ピンでピンを倒すのは、2番ピン、4番ピン、7番ピン、8番ピン、10番ピンの5本です。
ボールに飛ばされた1番ピンは、2番ピンを倒します。2番ピンが4番ピンを倒し、4番ピンが7番ピンを倒します。
次に、ボールで倒す5番ピンが8番ピンを倒します。同じく、ボールで倒す6番ピンが10番ピンを倒して10本のピンが倒れる流れになります。
ストライクのピンアクション
ボールが倒すピンを灰色、ピンが倒すピンを青色で囲っています。
※左利きのボウラーは1番ピンと2番ピンの間のポケットを狙うのでピンアクションが逆になります
ボウリングはストライクを連続して出すことでスコアをアップできる
ボウリングのストライクで意識することは、『連続してストライクを出すこと』です。
ストライクは単発では大きな効果を得ることができません。ダブル(2回連続ストライク)、ターキー(3回連続ストライク)とストライクが続けば続くほどスコアへの影響は大きくなります。
ストライクを続ければ、30点ずつ加算されます。ストライクを続けることで、楽に200アップを狙うことができるため、ストライクを続けることができるよう練習をしましょう。
4回以上のストライクが続くようになったら中級者の仲間入り
ボウリングは、ストライクを続けることができるようになれば中級者の仲間入りです。
ストライクを連続3回出す(ターキー)までは、まぐれでも出すことができます。でも、4回以上連続してストライク(フォース)を出すのは難しくなるのです。
200アップを目指すなら最初は、ストライクを4回続けて出すことを目標にしてみましょう。
4回連続ストライクは、2回連続ストライク+3回連続ストライクに相当します。同じスコアを出すなら、ストライクを続けることができれば、1ゲームに必要なストライク数を減らすことができるのです。
本場アメリカでも4回目のストライクは盛り上がる
ボウリングは、4つ以上のストライクを続けることが最初の難関です。
3回連続ストライクは多くの人がターキーと知っているけど、4回連続ストライクの呼び方はあまり知られていません。4回以上連続してストライクを出す人が少ないのも1つの理由でしょう。
一般的に、4回連続ストライクをフォースと言います。本場アメリカのPBAでは、4回連続ストライクを「ハムボーン」とも言っています。
PBAの試合では、4回ストライクを出したら観客が「ハムボーン」と言って盛り上がっているのです。4回連続ストライクなので、3回連続ストライクのターキーに肉付けをしているという意味で「ハムボーン」とつけられました。
連続ストライクの呼び方を詳しく知る
ボウリングは、1ゲームをすべてストライクを取れば12回連続ストライクになる。1回目から12回目までの呼び方があるので興味がある人はチェックしておこう。
ストライクの呼び方の解説記事はこちら>>【ボウリング】連続ストライクの呼び方
1【ボウリング】ストライクを続ける楽しさを知ろう
ボウリングを今よりもっと楽しむために、ストライクを続けることを目指しましょう。
初心者から中級者になるには、スペアが取れるようになることは重要です。ストライクが出ても、スペアが取れなければスコアを上げることはできないからです。スペアを取ることは、中級者のスタートラインとも言えるでしょう。
でも、中級者になってスコアが安定してきても、物足りなくなってきます。
ボウリングは、ストライクが出ないと楽しさも半減します。ボウリングを長く楽しんでいるボウラーは、ストライクを出す快感を知っています。
「ジャストポケットに入って完璧なピンアクションで倒れるストライク」
ジャストポケットに入らないときでもストライクが続く強い球を投げることができるのは快感です。ずっとストライクが続く調子のいい日は、胸が高鳴り、他のスポーツでは味わえない興奮を味わうことができるはずです。
プロでもストライクだけでゲームを続けられない
ボウリングは、プロであっても、ずっとストライクを続けることはできません。何千ゲーム何万ゲームを投げて毎回パーフェクト(300点)を出すボウラーはいないのです。
ボウリング場によって、オイルの状況によって、時間帯などによって、レーンの状況は変わります。だからこそ、レーンを攻略してストライクを続ける楽しさを知ったときがボウリングにハマるときです。
練習なしでもストライクを続けることは可能?
パワーのある若者が、勢いのある豪速球を投げて派手にストライクを出しています。見ていて、爽快なピンアクションです。でも、スコアは安定していません。
逆に、ストライクはあまり続いていないけどアベレージが高いところで安定しているボウラーもいます。スペアを取る技術があるものの、コントロール重視で1投目のパワー不足が目立ちます。
豪速球を投げればストライクが出やすいわけではありません。逆に、コースだけでストライクを続けることは難しいでしょう。
投球するコースを知っていても、レーンにボールを恐る恐る置きにいくような弱い球を投げれば、8番ピン10番ピン(エイトテン)などのスプリットが出やすくなるので、ストライクを続けるなら強い球を投げる意識を持ちましょう。
まぐれでストライクが続くことも楽しいですが、理論やストライクのメカニズムをわかった上でストライクを続けられると、ボウリングはもっと楽しくなります。
ストライクを続ける技術を身につけ、200アップを目指しましょう。
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