親指に貼るボウリングテープのカットの仕方を紹介する。
今回使用するテープは、ハイスポーツの『HSタイミングテープ ロールタイプ 』。裏面に目盛りがついていてカットしやすく、指の保護と滑り性をあわせもつおすすめのボウリングテープ。
ボウリングテープとは
ボウリングテープは、いろんな目的で使われている。
指に貼るボウリングテープは、指の保護・親指の滑りをよくする・グリップ力を上げる用途で使う。ボウリングテープには、最初からカットしてあるプレカットタイプと自分で好きな長さにカットするロールタイプがある。今回、ボウリングテープのカットの仕方を紹介するのは、親指に貼るロールタイプのボウリングテープだ。
ロールタイプのボウリングテープを買うメリット
- プレカットのボウリングテープより安価
- 好きな幅と長さにカットして使うことができる
ロールタイプのボウリングテープの魅力はプレカットタイプより安く買えること。
手間をかけたくない人はプレカットタイプがおすすめだが、ロールタイプは自由度が高いのでおすすめだ。
ロールタイプは自分好みの長さにカットできるので、プレカットタイプより長めにカットすることもできる。
ボウリングテープのカットの仕方
- 指の長さを測る
- 指の長さで切る
- 指先に貼る部分の角を整える
ボウリングテープのカットをする3つの手順は、『測る』、『切る』、『角を整える』。
写真を見ながらカットしていこう。ボウリングテープの目的は、指の保護と滑り性やグリップ力の改善をすること。シビアにカットする必要はないので、気楽に作業を進めれば大丈夫だ。
指の長さを測る
ボウリングテープ裏面のはくり紙には目盛りがついているのでカットするときの目安にしよう。
まず、親指のサイズを測って何目盛りぐらいでカットするか決める。手が小さい人なら、ボウリングテープの幅方向に指を合わせて2目盛り~3目盛りぐらいでカットしてもけど、成人男性なら長さ方向に指を合わせてカットするのがおすすめ。写真は、長さ方向に指を合わせて8目盛りずつカットしている。
指の長さで切る
ボウリングテープの長さ方法をカットしたら、次は親指の幅に合わせてカットする。
写真は、親指の長さを8目盛り、幅はだいたいの寸法で2分割している。指が細い人なら3分割でいいので、自分の指の幅で2分割か3分割か決めるようにしよう。
指先に貼る部分の角を整える
最後に、ボウリングテープの親指の先端部分に貼る部分の角を取ろう。
先端部分の角を丸くする理由は、ボウリングテープを剥がれにくくするため。最初からカットされているボウリングテープは上下の角をとってあるけど、ロールタイプのテープをカットするときは親指の先端部分の角だけ取っておけば問題ない。
絶対にテープの角をとらないといけないわけではないので、サムホールを大きめに開けている人や数ゲームごとにボウリングテープを貼りなおす人は角をとらずに使用しても大丈夫だ。
ボウリングテープを貼った様子
カットしたボウリングテープを貼った様子。
右利きの人だと、親指の左側のテープの幅を気持ち程度広くしておくのがおすすめ。必ず親指の両サイドにボウリングテープを貼る必要はないので、1枚しか貼らない場合は親指の左側に貼っておくといいだろう。
サムホールを大きめに開けている人は、滑りやすいボウリングテープを両サイドに貼るとボールを落としてしまうこともあるので注意。
ボールをリリースするときはボールを握らずにまっすぐ伸ばすので、サムホールが大きい場合はインサートテープを貼って親指をまっすぐ伸ばしても落とさないようにサムホールを調整しておこう。
ボウリングテープのカットの仕方(まとめ)
ボウリングテープのカットの仕方のまとめ。
ボウリングテープは、最初からカットされているプレカットタイプとロールタイプがある。
プレカットタイプは、最初から指の長さにカットされているのでカットする手間がいらないのが魅力だ。逆に、ロールタイプはプレカットより安価な製品が多いのが魅力。ロールタイプは、親指が抜けにくいときに幅を広めにカットして使うこともできる。個人的には好きな幅と長さにカットできるロールタイプがおすすめ。
ボウリングテープを買うときは、親指を抜けやすくするのか、グリップ力を高めるのか、あるいは、サムホールを調整するのか、用途に合わせて使いわけるようにしよう。
ボウリングテープの種類についてくわしく知りたい人は、『【ボウリング用品】テープを用途で使いわける』で説明しているのであわせて読んでおこう。