ボウリングのストライクには2つのコースがある。
1番ピンと3番ピンの間のポケットストライクと、1番ピンと2番ピンの間のブルックリンストライク(裏ストライク)。
ポケット(1番ピンと3番ピンの間)に投げているときは、10番ピンが残るのに、たまたまブルックリン(1番ピンと2番ピンの間)に投げたらストライクになることはよくあること。
もしブルックリンでストライクが続いたとしても、ポケットの方がストライクは出やすいので、コースを修正してポケットでストライクを狙おう。
【ボウリング】ストライクの2つのコース『ポケット』と『ブルックリン』
- ポケットストライク
- ブルックリンストライク
ボウリングのストライクのコースは、ポケットストライクとブルックリンストライク(裏ストライク)の2つ。
投球するコースを使いわけるというよりも、2つのストライクコースがあることを知っておくことが大切だ。
実際に、ストライクを狙うコースはポケットのみ。
たまたま、ポケットの裏側までボールが曲がってしまって、ブルックリンストライク(1番ピンと2番ピンの間)が出たとしても、ブルックリンを基本のストライクコースにしてはいけない。
ピンアクションの難易度から考えても、ストライクになる確率から考えても、ブルックリンを狙うのではなく、ポケットストライクを狙うことが大切だ。
ポケットストライク
ポケットストライクは、1番ピンと3番ピンの間のポケットを狙う。
横回転が強い投球だとポケットに薄め(3番ピン寄り)に強く、縦回転が強い投球だとポケットに厚め(1番ピン寄り)に強い。
ストライクを続けるためには、横回転だけでなく縦回転を意識することが大切だ。縦回転を強くするには、リリース時にボールを前に押し出すことを意識しよう。
ボールを前に押し出す強い球になれば、ポケットに薄めでも厚めでも強い球を投げることができるようになる。
ストライクのピンアクションについてさらにくわしく>>【ボウリング】ストライクのピンアクションを知る
ポケットストライクのコース
ポケットストライクのコースイメージ。
レーンの手前でボールが曲がり始めないようにしっかりとボールを前に押し出すことが大事。ピンの手前のオイルがなくなったところから、大きくボールが曲がりポケットに吸い込まれるコースをイメージして投げよう。
ブルックリンストライク(裏ストライク)
ブルックリンストライク(裏ストライク)を出したからって必要以上に落ち込む必要はない。ストライクはストライク。
プロじゃないので、素直にストライクになったことを喜べばいい。マイボウラーは、ラッキーのストライクを喜びにくいのかもしれないけど、素直にストライクになったことに感謝しよう。
もちろん、1番ピンと2番ピンの間のブルックリンを狙ってストライクになったというのは嘘になるので、「ごめんね」ぐらいの雰囲気は出す。
ブルックリンは、ピンアクションで5番ピンを残しやすい。もちろん、勢いよく10本倒れることはあるが、ポケットほどストライクになる確率は高くない。
ブルックリンストライク(裏ストライク)のコース
ブルックリンストライク(裏ストライク)のコースのイメージ。
ポケットストライクとほとんど変わらないけど、ちょっとした体の角度、リリースするラインによっては、狙いより大きく曲がってブルックリンストライクのコースにボールが流れてしまう。
球速が落ちたときにもボールの曲がりが大きくなる。
ゲーム数が増えてレーンが遅くなってきたら、投球する速度が落ちていないかチェックしておこう。
【まとめ】ストライクの2つのコース『ポケット』と『ブルックリン』
ボウリングでストライクになるコースは、1番ピンと3番ピンの間のポケット(ポケットストライク)と、1番ピンと2番ピンの間のブルックリン(ブルックリンストライク)の2つ。
「ポケットはストライクになる確率が高くブルックリンはラッキーなストライク」と言われている。
ポケットストライクを狙うときは、横回転が強いときはポケットに薄め(3番ピン寄り)、縦回転が強い場合は厚め(1番ピン寄り)に投球してみよう。
縦回転を意識してポケットに薄めに強い回転数を維持しつつ、ポケットに厚めにも強いボールを前に押し出す投球をすることがストライクを続けるポイントになる。「薄めにも強い、厚めにも強い」投球ができることで、ストライクが続く確率は格段に上がる。
縦回転を強めるコツは、リリース時にボールを前に押し出すこと。
投球ミスをして、ブルックリンでストライクになったときは、必要以上に落ち込まずに、素直にストライクになったことに感謝しよう。
ブルックリンストライクは狙うのではなく、失投して狙いから外れて1番ピンと2番ピンの間にボールが入ってもストライクになることがあるとだけ知っておくだけでよい。
【YouTube】ポケットストライクとブルックリン(裏)ストライク
ストライクを続けたいなら、強い球を投げること。
ジャストポケットに投球したときだけストライクになるのではなく、ポケットに薄めでも厚めでもストライクになるような強い球を投げられるように、しっかりとボールの回転をかけることと、ボールを前に押し出すことを意識しよう。