【ボウリング】レーンコンディションをつかむ

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【ボウリングのコツ】レーンコンディションをつかむポイント

ボウリングで200アップをするためには、レーンコンディションをつかむことが大切です。

ボウリング場によって、投げるレーンによって、時間帯によってレーンコンディションは違います。オイル量やオイルパターンが違えば、見た目は同じレーンでもボールの曲がり方が全然違うのです。

「今日はよく曲がるなぁ」「今日は曲がらないなぁ」と、レーンコンディションの違いに気づけるようになると中級者ボウラーの仲間入りです。

今回は、レーンコンディションを知るときのヒントになるオイルパターンを学びましょう。


目次

【ボウリング】レーンコンディション(オイルパターンを知る)

【ボウリング】レーンコンディション(オイルパターンを知る)


ボウリングレーンコンディションをつかむには、レーンのオイルパターンを知ることが重要です。

朝は速かったレーンも、夜になればオイルが減って遅いレーンになることがあります。

一般レーンとマイボウラーレーンでは、オイルパターンが違うこともあり、レーンの難易度はオイルパターンやオイルの減り具合で変わるのです。

多くのボウラーが投げたレーンでは、レーンの内側が遅くて外側が速い「ロースコアレーン」になっていることがあります。

逆に、スコアを出しやすい、外側が遅く内側が速い「ハイスコアレーン」になっていることもあります。

レーンコンディションをつかむことで、レーンを攻略しやすくなります。200アップを目指すボウラーは、レーンコンディションを意識して投球してみましょう。


レーン画像のオイルパターンの補足説明

図の青色はオイルの量をイメージしています。濃くなるほどオイル量が多く、薄くなるほどオイル量が少ないと考えてください。オイルが多いと曲がりにくく、少ないと曲がりやすくなります。


ロースコアレーンの特徴

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ロースコアレーンは、レーンの外側が速く真ん中が遅いコンディションです。

一般のボウラーが、レーンの真ん中ばかり使って真ん中のオイルが減っている状態です。ボールをレーンの外側に出したら外側は速くボールがポケットにかえってきません。レーンの真ん中を使えば、オイルが減っているので曲がってしまいます。

大型連休などの混雑しているボウリング場、あるいは、ガラガラのボウリング場でメンテナンスが十分とは言えないときにロースコアレーンにあたることであります。

もし、ロースコアレーンにあたってしまったら、フックボールやカーブボールでスコアを出すのは不可能に近いと考えましょう。

ロースコアレーンではスコアを出そうとすると、投球に変なクセがつくような無理な投球になってしまうこともあります。

運悪くロースコアレーンに当たってしまったら「ゲームを終了する」か、「ハウスボールを使ってストレートボールを投げる」ぐらいしか楽しめません。


マナーが悪いボウラーが多いボウリング場に注意!

お客様のマナーが悪いボウリング場には注意が必要です。

「ファールラインを平気でこえる」、「アプローチにジュースをこぼす」など、マナーの悪いボウリング場ではアプローチまわりが荒れていて、いいスコアを出しにくくなります。

マナーの悪いボウラーはメンテナンスをしていないレーンに通しているボウリング場もありますが、そもそも集中しにくい環境のボウリング場で練習することはおすすめしません。

ボウリングはメンタルのスポーツですから。


ハイスコアレーンの特長

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ハイスコアレーンは、レーンの外側が遅く真ん中が速いレーンコンディションです。

レーンコンディションの状況をつかめるボウラーなら、ハイスコアを出しやすいオイルパターンになります。

ハイスコアレーンは、ストライクゾーンが広いので、ストライクを続ける感覚をつかみやすいので、ハイスコアレーンに当たったらしっかりと投げ込みましょう。

ハイスコアレーンの特徴は、レーンの外も内も使えることで、失投をしてもいいスコアを出しやすいのが魅力です。

外側に失投しても、ピンの手前のオイルの切れるあたりでポケットまで曲がってくれます。逆に、内側に失投しても、レーンの真ん中はオイルがたくさん塗ってあるのでボールが曲がらずまっすぐポケットに入ります。

運よくハイスコアレーンに通されたら、200アップのチャンスです。

レーンが速い間はレーンの外側を使い、レーンが遅くなってくるとレーンの真ん中を使うコースを投げるようにしましょう。


【ボウリング】レーンコンディション(外まで速いレーンは難しい?!)

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外まで速いレーンは、球が強くないと苦戦するレーンコンディション。

レーンの外側に膨らせて曲げてポケットに入れる大きな弧を描くカーブボウラーにも厳しいレーンになります。

ボールの曲がりが小さく、レーンの外側に出してもボールがポケットに戻ってこないこともあり、ストライクが取れる幅が狭いのが特徴です。

速いレーンはボールが滑りやすく、しっかり投げないとプリットが出やすいこともあり、難易度の高いレーンと言えるでしょう。

2投目を曲げて取るクセがあるボウラーは、スペアボールを使ってストレートボールでスペアを取る練習をしておくことが大切です。


ハイスコアレーンはストライクゾーンが広い

ハイスコアレーンは、外側に失投してもピンの手前でボールが曲がるためポケットに入ります。逆に、内側に失投しても、レーンが速いためポケットに入ります。

ハイスコアレーンは、投球ミスをカバーするだけのストライクゾーンの広さがあるのです。


速いレーンはストライクゾーンが狭い

速いレーンでは、外に失投した場合、レーンの外側にもオイルが多く塗られているため、ポケットまでボールが戻ってきにくくなります。

レーンの外側を使っても、思っているようにボールが戻ってこない場合は、外まで速いレーンだと考えて対策しましょう。

速いレーンはボールが曲がらないので、フォームやリリースの仕方をかえて「もっと曲げようとする」よりも投球コースをかえるのがおすすめです。

レーンによって、フォームやリリースの仕方をかえてしまうと投球が安定しません。フォームやリリースの仕方はかえずに、立つ位置と投げる方向をかえて投球することを意識しましょう。

普段、ハイスコアレーンばかりで投げているボウラーが、速いレーンだといいスコアが出ないのはよくあることです。

スコアが出なくても落ち込む必要ありません。速いレーンには速いレーンの対策があります。

速いレーンを攻略することで、難易度の高いマイボウラーレーンでも、いいスコアを出すことができるようになります。


速いレーンの難易度が高くなるのはボールが滑るから

速いレーンでは、オイル量が多いためボールが滑りやすくなります。

ボールが滑れば、球が弱いとスプリットが残りやすくなります。

ボールがポケットに入っても、ファイブテン(5番ピン10番ピン)、エイトテン(8番ピン10番ピン)が残るボウラーはボールが滑っていると考えましょう。

ボールが滑っている速いレーンでは、自分が思っているより入射角度は浅くなります。

入射角度が浅いと、ポケットに入っているように見えても1番ピンに薄めに当たっている状態です。レーンの外側から入射角度をつけてポケットを狙うコースを使うなど工夫しましょう。


球が弱いとポケットに投球しても5番ピンや8番ピンが残りやすくなる

1投目がポケットに入っているのに、5番ピンや8番ピンがよく残る場合は、球が弱い可能性があります。

ボールが滑ったり、ピンに当たって弾かれてしまう場合は、強い球を投げられるように対策しましょう。

今投げているボールよりも重いボールを投げ、ボールをリリースするときにボールを前に押し出すことで、強い球を投げられるようになります。


【ボウリング】レーンコンディション(速いレーンの攻略)

【ボウリング】レーンコンディション(速いレーンの攻略)


ボウリングレーンコンディションをつかむ練習をしましょう。

マイボウラーなら、速いレーンの攻略は大切です。

速いレーンは、フックボールの強みが活かせるものの、ストライクゾーンは狭く、ボールが滑りやすくなります。

速いレーンを攻略するときは、レーンの外側から入射角度をつけた投球ができるようになることが大切です。レーンの真ん中は、外側よりさらにオイル量が多いため、外側よりもさらにボールが滑りやすくなります。

速いレーンをフックボールで攻略するときは、2番スパットをまっすぐ通してポケットに入れるコースに投球するのがおすすめです。


2番スパットを通すストライクコース

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2番スパットを通してボールの曲がりを確認しましょう。

投げ方のポイントは、2番スパットの上をボールがまっすぐ通過するように投げることです。


<動画解説:2番スパットを通すフックボール>

2番スパットを通すストライクの動画解説はこちら>>【ボウリング動画】2番スパットを通すフックボールのストライクコース


3番スパットを通すストライクコース

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2番スパットを通すコースを使うと、曲がりが大きくポケットを通りこし、ど真ん中まで曲がってしまうときは、2番スパットよりもさらに内側の3番スパットを使います。

3番スパットを通すコースは、ピンの手前までボールを滑らせるため、ピンの手前まで回転を残すことができます。

ピンに当たる直前で、残っている回転の破壊力を一気に使うことができるため、速いレーンでもストライクになりやすいコースです。


<動画解説:3番スパットを通すフックボール>

3番スパットを通すストライクの動画解説はこちら>>【ボウリング】3番スパットを通すフックボールのストライクコース


【ボウリング】速いレーンの攻略は入射角をつけること

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ボウリングで速いレーンを攻略するときは、ポケットに進入する入射角度をつけることを意識しましょう。

レーンの外側を使い、ピンの手前でポケットにボールが曲がっていくコースを選び、進入する角度をつけることで5番ピンや8番ピンが残りにくくなるのでおすすめです。


<動画解説:入射角度をつけて速いレーンを攻略する>

速いレーンで入射角をつける方法の動画解説>>【ボウリングのコツ】速い(曲がらない)レーン攻略 外から角度をつけよう


【まとめ】レーンコンディションを意識しよう


ボウリングレーンコンディションを意識するだけでアベレージを上げることができます。

スコアを上げるためには、ゲーム序盤でレーンコンディションをつかむことが大切です。アベレージが180以上を目指すなら、はやい段階でレーンコンディションをつかめることが重要になります。


レーンコンディションをつかむためには安定した投球ができることが大事

レーンコンディションをつかむためには、あなたの投球が安定していることが大切です。

毎回同じフォームで、同じリリースができる場合は、自分の球質を知っているため、ボールの曲がりだけでレーンコンディションをつかむことができます。

ボールがどれぐらい曲がるかを理解し、ゲーム序盤でレーンコンディションをつかむことでアベレージを安定させることができます。

自分のボールの曲がり方を知っていれば、レーンコンディションをつかむのは難しくありません。

レーンコンディションをはやくつかむためにも、まずはフォームとボールのリリースを安定させ、球速と回転軸を安定させましょう。




1回で10ゲーム以上投げるならボウリングテープを使いましょう。

ボウリングテープは、ボールに貼るものから指に貼るものまでいろんなテープがあります。ゲーム数をこなすときに、親指の皮がめくれるのを防ぐ保護テープは1個かばんに入れておくと便利です。

ボウリングテープについてくわしく知る記事はこちら>>【ボウリング用品】テープを用途で使いわける




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