ボウリングはスペアを確実に取ることでアベレージを上げることができる。
今回は、手首をサポートすることでボールのコントロールをよくする補助器具『リスタイ(プロテクター)』について。
リスタイは、メカテクと言われる金属製のものから手首だけを固定するものまで種類はたくさんある。コントロールが悪くスペアをうまく取れないなら、まずは、リスタイをつけてスペアを取る練習をしてみよう。
【ボウリングのスペア】リスタイ(プロテクター)とは?
ボウリングでスペアを取りやすくする投球補助具『リスタイ(プロテクター)』。
リスタイは、手首を軽く固定するものからしっかり固定するタイプまで種類がたくさんある。手首をどれぐらい起こせるかを確認して、自分に合うリスタイをつけるようにしよう。
【ボウリングのスペア】リスタイ(プロテクター)の効果
リスタイの一番の効果はコントロールが安定すること。
手首を固定することで、ボールのコントロールを安定させることができる。リスタイをつけてボールのコントロールが安定してくるとスペアを取りやすくなる。コントロールに自信がない人や投球時に手首が反ってしまう人はリスタイをつけて練習するのがおすすめ。
リスタイをつけて投球を安定させることでスペアの確率を上げることができる。投球を安定させることができれば、レーンの攻略に集中できるようになるのだ。
リスタイをつけて効果が出る人
- 手首が弱い
- ボールが重い
- ボールを落とす
- リリースが不安定
- スペアが取れない
手首が弱い
手首が弱い人は、リスタイをつけてみよう。
リスタイをつけることで手首を保護することができる。手首を固定することで手首への負荷が軽減されるのでゲーム数をこなしやすくなる。
ボールが重い
マイボールはハウスボールの2ポンド重いぐらいのボールを選ぶ。
マイボールを買ったもののボールが重いと感じる人はリスタイをつけてみよう。リスタイをつけることで手首が固定されるので重さが軽減される。
ボールを落とす
ボールを落とす人は、ボールをリリースするときに手首が反ってしまっている可能性がある。
手首が反ると指が下を向いている状態でリリースするのでボールを落としやすくなる。リスタイをつけて手首を固定することでボールを落としにくくなる効果が期待できる。
リリースが不安定
リリースが不安定な人は、リリース時の手首の角度が不安定な可能性がある。
手首を固定して同じ手首の角度でリリースができるようにするためにリスタイをつけてみよう。
スペアが取れない
自分が狙うところに投球できない人はリスタイをつけてみよう。
手首を固定しリリースを安定させることでスペアを取りやすくすることができる。
【ボウリングのスペア】リスタイ(プロテクター)の種類

ボウリングのリスタイ(プロテクター)をいざ買おうと思ったらどれを買うか迷うだろう。
お店のボールで投げるハウスボウラーなら簡易的なリスタイで問題ない。マイボウラーならどの程度手首を固定するかでリスタイの種類を決めよう。
リスタイをつけると思っている以上にコントロールがよくなるので、ある程度コントロールがよくなってきたらリスタイを外して練習するようにしたい。
簡易的なリスタイならABSのウルトラリスト
ABSのウルトラリストは手首を補助するリスタイ。
あまり派手ではないリスタイを好む人は、ABSのウルトラリストがおすすめ。手首が反らないようサポートしてくれるので投球がしやすくなる。投げるときに手首が痛くなる人も、ABSのウルトラリストをつけることで解消できる可能性がある。
ABSフィンガーサポートリスタイ
同じくABSのリスタイ。
フィンガーサポート付きのリスタイは、手首だけでなく人差し指も固定できる。中級者以上におすすめのリスタイで、ボールを前に押し出しやすいのが魅力。
ボールを前に押し出すことで、ポケットの厚めに強い投球をすることができる。手首を固定するだけでなく、前に押し出しやすくするのがフィンガーサポート付きの特長だ。ボールの回転を意識する中級者以上にはABSフィンガーサポートリスタイがおすすめです。
がっちり固定のサンブリッジメカテクター
手首をがっちり固定したいならサンブリッジのメカテクターMD-4DX。
手首を固定する角度を決めることができるメカテクター。自分の投球に合わせて、がっちり手首をサポートしてくれる。手首を起こし気味で固定すればボールを大きく曲げることができる。アベレージ重視の人ならメカテクターを使う価値あり。
メカテクターにはデメリットもある。メカテクターは手首をしっかり固定するため、リスタイなしで投げるまでに時間がかかる。上手になってリスタイを外すつもりなら簡易的なリスタイがおすすめ。
【ボウリングのスペア】リスタイを外してみる

ボウリングのスペアを取ることができるようになってきたらリスタイを外してみよう。
リスタイを外す目安はアベレージ180あたり。アベレージ180はボウリング中級者の分岐点。アベレージ190、200と目指すときに、リスタイをつけたままアベレージを上げていくのかを考えてみよう。
アベレージを190、200と上げてからではリスタイを外すタイミングを逃してしまう。いずれリスタイを外すつもりならスペアが取れるようになったらリスタイを外して練習しよう。
リスタイを外すために手首を鍛える
手首を鍛えておくことで、リスタイを外しても安定した投球ができるようになる。ACEFITS ツイストボール オートスタートは、ボウリングをしていないときでもスキマ時間で鍛えられるのでおすすめ。
投球補助具はあくまで補助具。補助具なしで投球できるのが理想だ。ボウリングをしていないときに手首を鍛えておこう。ACEFITS ツイストボール オートスタートで手首を鍛えればリスタイを外してもしっかりと投球できるようになる。
ACEFITS ツイストボール オートスタートは、紐がいらないツイストボール。遊び感覚で手首を鍛えることができるので継続しやすいアイテム。
僕がリスタイをつけない理由
- 見た目にこだわるから
- バックスイングからリリースで手首を自由に動かしたいから
- つけないほうが回転数を上げやすいから
動画を観た人は気づいたと思うけど僕はリスタイをつけていない。
リスタイを紹介しているのにリスタイをつけていないのだ。リスタイをつけない一番の理由は、僕の場合はリリース時に手首を動かすのでリスタイで固定させると邪魔になるから。
手首が強いなら、リスタイをつけずに練習をすることをおすすめする。リスタイをつけないほうが手首のスナップでボールの回転をかけやすい。
手首が反ってしまう人やバックアップボールになってしまう人は、リリース時の手首のサポートとしてリスタイをつけて練習することでリリース時の手首の角度を覚えよう。