ボウリングは娯楽として、いいスコアを出すことやボールを曲げることを楽しむことができる。
でも、ボウリングをスポーツとして楽しむなら、ボウリングの知識、スペアを取るテクニック、ストライクを続けるテクニックを学んでアベレージを高い水準で安定させることを目標にする。
今回は、ボウリングを娯楽として楽しむこととスポーツとして楽しむことの違いについて。
スポーツとしてボウリングを楽しむときに役立つ記事はこちら>>ボウリング用品の記事一覧
ボウリングを娯楽で楽しむこととスポーツで楽しむことの違い
ボウリングを娯楽で楽しむこととスポーツで楽しむことの一番の違いは、スコア(点数)に対する考え方の違い。
娯楽でボウリング楽しむ場合は、その日のスコアを意識するか(アベレージではなくいい点数が出たか)、ボールを曲げることを楽しむ。
スポーツとしてボウリングを楽しむ場合は、その日のアベレージや年間アベレージを意識することになる。ハイスコアのレベルも250以上を狙うなど、スペアを確実に取ることやストライクを続けることを意識した練習をする。
娯楽かスポーツかの判断をマイボールを持っているかどうかで片づけてしまうのは乱暴と言える。実際、マイボウラーでも娯楽で楽しんでいる人はいるし、ハウスボウラーでも真剣にボウリングをしている人もいる。
娯楽としてのボウリング
娯楽のボウリングは、スポーツというよりはアミューズメントのイメージが強い。
手ぶらでボウリング場に行けば、シューズをレンタルして、お店に置いているボールでボウリングを楽しむことができる。友達同士で2~3ゲーム投げるなら、カラオケに行くかボウリングに行くかみたいに気軽に楽しめるのが魅力だ。
有名なボウリング場が閉鎖していく中の活況
スポーツとしてのボウリングはボウリングブームほどではなく、有名なボウリング場も次々に閉鎖している。昔ながらののボウリング場は減ってきているけど、今でも大型連休や休日は今も待ち時間が発生することもある。
ボウリング場にいる若者たち
今は、ネットでボウリングのテクニックを無料で観ることができる。
日本の選手だけでなく海外のプロボウラーの投球やテクニックを解説している動画を観ることで、以前よりもボウリングが身近になったことで、ハウスボウラーでも高回転のフックボールを投げる人が増えている。
ボウリングブーム時代の人がボウリングを再開
ボウリングブームの世代が定年退職し、かつてはスポーツとして楽しんだボウリングを健康のために再開する人たちも増えてきた。
マイボウラーだけでなくハウスボウラーの人でも、10ゲーム以上投げている人がたくさんいる。ボウリングはネット時代の高回転フックボールを投げる人だけでなく、ボウリングブーム世代の老後の娯楽としても楽しまれているのだ。
ボウリングは間口が広いが真剣に学ぶ人は少ない
ボウリングは、娯楽のイメージが強いスポーツ。娯楽のイメージが強いだけに、ボウリングは我流で続けてしまう人が多い。もちろん、勉強しなくても手軽に楽しめるのもボウリングの魅力だけど、ボウリングの本当の楽しさを知っている人は少ない。
スコアよりもボールを曲げたい人が多い
ボウリングの魅力の1つはボールを曲げること。
レーンの外側からピンの手前で大きく曲がるフックボールやカーブボールは、ハウスボウラー、マイボウラーともにあこがれる投球スタイル。
入射角をつけてストライクになる幅や確率を上げるためにフックボールを投げるのだけど、スコアよりもボールを曲げる楽しさが先行しているのも娯楽のボウリングの特徴のひとつ。
娯楽として、ボールを曲げる楽しさを知ることがボウリングの入口。
ボールを曲げる楽しさを知りスコアを意識するようになったら、マイボールを買ってみるとさらにボウリングの楽しさに気づくことができる。
スポーツとしてボウリングを楽しむときに役立つ記事はこちら>>ボウリング用品の記事一覧
スポーツとしてのボウリング
スポーツとしてのボウリングは、スコアやアベレージを意識したボウリング。
ボウリングは点数の出るスポーツなので結果が数値化される。スポーツとしてのボウリングは、アベレージやハイスコアを意識して真剣にレベルアップを図るボウリングだ。
マイシューズやマイボールをはじめ道具をそろえれば、ハウスボウラーのときよりもさらにスポーツとしてのボウリングを楽しむことができる。
ボウリングに近いスポーツはゴルフ
スポーツとして楽しむボウリングはゴルフに似ている部分がある。
右利きの人なら、ゴルフは左の振り子、ボウリングは右の振り子で投げる。ゴルフなら飛距離、ボウリングなら強い球質は、年齢に勝てない部分があるものの、年齢を重ねることで、ゴルフならアイアンの使い方やパット、ボウリングならスペアなどのテクニックで若い人たちと対等に勝負することができるスポーツ。
ボウリングもゴルフと同じマナーのスポーツ。スポーツとしてボウリングを始める人はボウリングのルールとマナーを知っておくのがおすすめ。
ボウリングのマナーについての記事はこちら>>ボウリング場のルールとマナー
ボウリングとゴルフの似ているところ
- 振り子を使う
- マナーを重視する
- 選手寿命が長い
ボウリングはメンタルのスポーツ
ボウリングは、メンタルが結果に影響するスポーツ。
試合中にスプリットが続いたり、まわりの雰囲気にのまれてしまうと、テクニック以前に気持ちでミスをしてスコアを伸ばせないスポーツ。
スポーツとしてボウリングを楽しむなら、投球前のルーチン(深呼吸やボールの吹き方)などを決めておくなど、メンタルを意識した対策を考えてみることもおすすめだ。
スポーツとしてのボウリングは、ボールを曲げることがゴールではない。アベレージを追求することがひとつの数値化された目標になる。
スペアのコースを覚える、あるいは、球質を意識してストライクが続く強い球を投げられるように練習するなど、地道な練習をすることを楽しめるならスポーツとしてのボウリングを始めてみるのがおすすめだ。
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ボウリングを娯楽で楽しむこととスポーツで楽しむことの違い(まとめ)
- 娯楽のボウリングは単発でいいスコアを狙うかボールを曲げること
- スポーツのボウリング:アベレージを安定させることと、250以上のハイスコアを狙うこと
ボウリングを娯楽で楽しむこととスポーツで楽しむことの違いのまとめ。
娯楽で楽しむボウリングは、ボールを曲げることと単発でいいスコアを狙うこと。スポーツで楽しむボウリングは、アベレージを安定させることとハイスコアを狙うこと。
ボウリングは点数が出るスポーツなので、アベレージを考えるようになればスポーツとしてのボウリングを楽しんでいると言える。例えば、スポーツとして楽しむボウリングではスペアを取ることが重要になる。
スポーツとしてボウリングを楽しむなら、道具をそろえることが近道になる。
マイシューズはレンタルシューズよりも滑りにくいので、一度マイシューズを買うとレンタルシューズに戻れなくなるだろう。指に合わせてマイボールを作ることでハウスボールより重いボールを投げることができる。そして、曲がらないハウスボールを無理やり曲げなくても、マイボールはボール選びである程度ボールの曲がりを決めることもできる。
アベレージを意識しうまくなりたいと思ったときがスポーツボウリングを始めるときと考えよう。
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