今回は、曲がらないレーン(速いレーン)のストライクコースについて。
ボウリングの奥の深さの1つはレーンコンディション。曲がるレーン(遅いレーン)と曲がらないレーン(速いレーン)で投球フォームを変えてしまうと投球が安定しない。
投球フォームを変えるのではなく、投球するコースを変えるようにしよう。
曲がらないレーンとは速いレーンのこと
曲がらないレーンとは、オイルが厚く塗られているレーンで「速いレーン」とも言われている。
曲がらないレーンは、オイルが厚く塗られていることで摩擦係数が下がりボールの球速も上がる。ピンに対し角度をつけにくいのでストライクが出にくいレーンでもある。
オイルが厚い、あるいは外までオイル塗られているレーンは、ボールが滑りやすいく8番ピン10番ピン(エイトテン)や5番ピン10番ピンなどのスプリットが残りやすいので注意が必要だ。
できるだけポケットに角度をつけて、ポケットに厚めのストライクを狙ってみよう。
曲がらないレーンのストライク攻略
- 1番ピンに厚め(に見える)コースを投球する
- 外から角度をつけた投球をする
- 無理に曲げようとせずしっかりとボールを前に押し出す
曲がらないレーンのストライク攻略のポイントは、ピンに角度をつけて普段より厚めを狙うこと。
1番ピンに厚め(に見える)コースを投球する
曲がらないレーンでは、自分が思っているよりもピンの手前でボールが入っていないことがある。1番ピンに対し、狙っているよりも薄めに当たっていないかを投球しながら確認しよう。
外から角度をつけた投球をする
曲がらないレーンでは、ピンの手前でボールの角度をつけるのが難しく、普段よりも角度をつけて外から投球することも視野に入れよう。
曲がらないレーンではオイルも厚めに塗られているため、普段よりもボールが滑り球速が上がる。球速が上がれば普段よりさらにボールが曲がらないので、勇気をもって外から投球するのがおすすめだ。
無理に曲げようとせずしっかりとボールを前に押し出す
曲がらないレーンを攻略するとき、普段よりも手を回したり、指にひっかけたりして、普段通り曲げようとする人がいるけど、フォームを変えて投球するよりも、曲がらないレーンでどのようにスコアを上げるのかを考えよう。
どうしても曲げたい場合は、球速を落とすことでボールが曲がりやすくなるので試してみるといいだろう。ただし、ボールはしっかりと前に押し出すことが重要だ。弱い球ではピンが残りやすくなるので、しっかりと前に押し出す投球をしよう。
曲がらないレーンでストライクを狙うときに注意すること
- 無理に曲げようとして変な癖をつけない
- ボールが弱いとスプリットが出やすい
曲がらないレーンでストライクを狙うときに注意しておくことは2つ。
無理に曲げようとして変な癖をつけない
レーンコンディションは刻々と変化する。
投げる日、投げる時間、投げるレーンによっても、レーンコンディションは違う。投げている間にもレーンコンディションは変化していくので、レーンコンディションにあわせて無理に曲げようとするなどの無理なフォームで投げることはおすすめしない。
変な癖がつかないよう、できるだけフォームは変えずに投げるコースを変えることを意識しよう。
ボールが弱いとスプリットが出やすい
レーンにオイルが厚めに塗られていると、氷の上を滑るような感じでボールが滑る。
ボールが滑ると、普段残らないようなスプリットも残りやすくなるので注意が必要だ。球が弱い(ボールが滑っている)人が残りやすい、8番ピン10番ピン(エイトテン)や5番ピン10番ピンなどのスプリットも残りやすくなるので、外から角度をつけてしっかりと投球しよう。
曲がらないレーンのストライク攻略(まとめ)
曲がらないレーンでストライクを取るためには、しっかりと角度をつけてピンが残りにくいコースを投げること。
曲がらないレーンのストライク攻略
- 1番ピンに厚め(に見える)コースを投球する
- 外から角度をつけた投球をする
- 無理に曲げようとせずしっかりとボールを前に押し出す
曲がらないレーンで注意すること
- 無理に曲げようとして変な癖をつけない
- ボールが弱いとスプリットが出やすい