ボウリング動画4は、グリークチャーチ(ビッグファイブ)で致命的なカウントダウンをしながらも200アップをする動画。
苦しいゲーム展開の中の200アップ動画になるので、200アップにあと1歩の人は参考になるはず。
1ゲームフルプレイ動画は、200アップをするゲームの組み立て方のパターンを学ぶことができる。苦しいときも粘って200アップすることを学ぼう!
グリークチャーチは入射角のきついフックボールで残りやすいピン
グリークチャーチはビッグファイブと言われている。
ボールがポケットに入っているのに5本もピンが残る上に、並行ピンのためスペアを取るのも難しいボウラー泣かせの残り方。
右利きボウラーなら、4番ピン6番ピン7番ピン9番ピン10番ピンの5本が残るスプリット。グリークチャーチは、スコアを大きく落とす上にスペアを取るのが難しいスプリット。
普通に投球していたら見る機会のないグリークチャーチ。
ピンの手前でボールを大きく曲げると残ることがあるやっかいな残り方だ。ポケットに対し入射角がきつく、3番ピン5番ピン8番ピンのラインをボールが抜けてしまうことで5本もピンが残ってしまうのだ。
グリークチャーチが出たときは引きずらないことを優先しよう
ポケットに入っているのに5本も残るグリークチャーチは、オープンフレームになるだけでなくカウントダウンも激しいのでスコアに大きく影響する。
グリークチャーチが出たときは、次のフレームに引きずらず頭の中をリセットすることが大事だ。
【ボウリング動画4】グリークチャーチでも粘りの200アップ
ボウリング動画4は、ヤッツィー(5回連続ストライク)を出しながらも苦戦を強いられた200アップゲーム。最終スコアは206。
グリークチャーチが出た後に、1フレーム引きずってミスをしたことで206止まりになった。
※ボウリング動画4最後のクレジットロールはストライク集の映像を収録
ボウリング動画4の投球解説
ボウリング動画4は、ストライクが多くてもミスをすればスコアが伸びないことがわかる動画。
200アップをするためには、ミスをした後の粘りも必要になる。ボウリング動画4で200アップできたのは、200アップをするためにマックススコアの逆算をして投球したから。
目指すスコアからの逆算をしてゲームを組み立てる心理を学んでみよう。
1フレーム
1フレーム目は、無難にスペアからスタート。
1投目
1フレーム1投目は、いきなり真ん中への失投からゲームスタート。6番ピン10番ピンが残る。
2投目
1フレーム2投目の6番ピン10番のスペアは、スペアボールを使って難なくクリア。
2フレーム
2フレーム1投目は、投球するコースを修正し、ポケットに放り込むストライク。
1フレーム目の失投に対し、すぐに投球するコースを修正。
3フレーム
3フレーム1投目は、外側に失投するアウトスパットも、ポケットに入ってストライク。
ラッキーストライクではなく、オイルの少ないレーンの外側を使ったハイスコアレーン特有のストライクコース。外側に失投しても、オイルが切れたところから大きく曲がってポケットに入るコース。
4フレーム
4フレーム1投目は、3フレーム目の投球を修正し狙い通りのストライク。
ストライクが続いているときも、考え続けて微調整をすることが重要だ。
5フレーム
5フレーム1投目は、内側に失投するインスパット。
ボールは1番ピンの前を曲がっていく。ブルックリンコースに入りストライク(1番ピンと2番ピンの間の裏ストライクコース)。
6フレーム
6フレーム1投目は、再び投球するコースを修正。
狙い通りのストライクコースに戻す。
7フレーム
7フレーム目は、ゲームの流れが変わったフレーム。
1投目
7フレーム1投目は、ボールが1番ピン厚めに入りグリークチャーチ。
4番ピン6番ピン7番ピン9番ピン10番ピンのスプリット。ストライクを続けていたので、カウントダウンが大きくなる。5フレームが135点に確定し5本のカウントダウンになった。
2投目
7フレーム2投目は、ピンを飛ばすためバックスイングを高くし投球するも3本を取る結果に。
この時点で、6フレーム目の153点が確定。7フレーム目のグリークチャーチで9本のカウントダウンの結果になった。スコアの1の位がほぼ1周してしまったのは痛いところ。
8フレーム
8フレームの投球解説。
1投目
8フレーム1投目は、ボールが真ん中まで曲がって3番ピンが残る。
ボールをレーン手前で外側に出してしまったことで、レーンの外側を使いきれずにボールが真ん中まで曲がってしまったのだ。
2投目
8フレーム2投目の3番ピンスペアは、難易度の低いスペアなのに投球ミス。
スペアボールを使っているのに、アウトスパット(外側に失投)をしてしまう。ボールをレーン奥で曲げるコースを投げた時点でミスは確定。
ボウリング動画4は、ゲーム全体を通して失投の多いゲーム。
8フレームが終了した時点でスコアの計算を始めた。8フレームで170点のため、9フレーム以降すべてストライクで230。ノーミスの投球で210点であることを計算をする。
9フレーム
9フレーム目は、ボウリング動画4の2回目のターニングポイント。3番ピンの攻略で200アップを確定させる重要なフレームになった。
1投目
9フレーム1投目は、投球修正できず再びど真ん中。先ほどスペアを取れなかった3番ピンが残る。
2投目
8フレーム目の投球の反省から、9フレーム2投目は曲がるボールで投球。
ボウリング動画4は、アウトスパットの失投が多いことと、外側が使えるレーンであることから曲がるボールで曲げて取る判断をした。
立ち位置は、1投目の投球時より左側に板5枚分移動して投げている。
3番ピンは、『3番ピンの幅+ボール2個分』のスペースに投球すればスペアが取れる。200アップまであとがなくミスができないことと、僕の場合は曲げて取ることになれていることもあり外に膨らすコースを選択した。
10フレーム
10フレーム目まで、レーンの奥の曲がりを攻略できないままゲームを終了する。
1投目
10フレーム1投目は、投球を微調整するも再びど真ん中。3回連続で3番ピンが残る。
2投目
10フレーム2投目は、曲げて取る安全なコースを見つけているため3番ピンのスペアはなんなくクリア。10フレーム2投目で200アップを確定させた。
3投目
10フレーム3投目は、ポケットに薄めを狙うものの、ど真ん中までボールが曲がる。
ボウリング動画4は、グリークチャーチ以降も、最後までコースを修正できていないことがわかる。
レーンコンディションは読めても投球が安定しないときは、失投してもスペアを取れる安全なコースを選択することが重要になる。
『ボウリング動画4』の3つのポイント【まとめ】
- 難易度の高いスプリットが取れなくても気持ちを切り替える
- 投球が安定しないときはスペアが取りやすいコースを選択する
- マックスのスコアから逆算して最後まで諦めない
ボウリング動画4は、投球が安定しない中での200アップ。
ボウリング動画4から学べることは、ミスをしたあとの頭の切り替え、ミスをしにくいコースの選択、スコアの逆算の3つ。
ストライクとスプリットは紙一重。
ストライクが続いていても、ポケットの厚めにボールが集まるときは狙うコースをポケットの薄めに変更するなどの工夫をしよう。
難易度の高いピンが残ったときは、あきらめず1本でも多く倒すことを考えることで、カウントダウンを抑え200アップを狙おう。
ボウリング動画4で使用したボール
ボウリング動画4で使用したボールは、曲がるボール『ブランズウィックキングピンSE』とスペアボール『Sweep Hard』。
1投目で使用している曲がるボール
キングピンSEのレビュー記事はこちら>>【ボウリングボール】ブランズウィックキングピンSE
2投目で使用している曲がらないスペアボール
Sweep Hardとスペアボールの記事はこちら>>【ボウリング】スペアボールSweep Hardとおすすめスペアボール5選